2018年3月19日

「恩送り」という考え方

先週は5日連続で講演や研修を

実施してきました。

建設会社の未来を創るコミュニティで講演、

中小企業診断士の資格更新研修

某上場企業の営業研修

顧問先企業の全社研修

そして最後は

経営者と士業のコミュニティである

「経士会」にて講演させていただきました。

5日合計でおよそ180名の方々に

お話させていただきました。

お越しいただいた皆さま、

ありがとうございました。

次はいよいよ

「共感マネージャー養成1DAY講座」

がスタートします!

部下や生徒さん、

お子さんの成長を願うリーダーの方、

また、困った上司から部下を護るために

ご自身の組織を強いチームにしたい方は

ぜひ1DAYセミナーにお越しくださいね。

【共感マネージャー養成1DAY講座】

http://sky-cslt.co.jp/class/manegement_2018.html

【東京会場】

3月28日(水)

4月3日(火)

4月12日(木)

場所:品川駅近郊

【大阪会場】

3月26日(月)

4月4日(水)

4月10日(火)

場所:大阪駅近郊

時間:すべて18:30~21:00

●内容

「共感力を活かしたマネジメントの実例」

「職場やご家庭ですぐにできる、ある方法」

「素直の本質、愛厳の本質と実例」

「著書に書けなかったウラ話」など

●参加者全員にプレゼント!

「すごい共感マネジメント

テンプレート集!」

1DAY講座に関する詳細・お申込み

http://sky-cslt.co.jp/class/manegement_2018.html

さて、今日は

拙書「すごい共感マネジメント」(ユサブル刊)

STEP2-2

『部下の可能性を信じれば

行動レベルが上がる』(P.98)

にも書いた、

僕の可能性を僕以上に信じてくれた

少年野球のコーチの話です。

僕が笑い者にされていた時に

そっと陰に僕を連れて行き

「今は我慢して根を伸ばせ。

おまえは高校生になったら

すごい選手になるから」

と言ってくれた、あのコーチです。

大人になって、

僕が少年野球のコーチになってからも

「お前が子供たちに教えてる姿を

見るの、ワシは大好きなんや」

と言って、

グラウンドの土手の上から

僕の指導を見ていてくれました。

縁があって、そのコーチのお孫さんを

教えることになった時には

ものすごく喜んでくれて

よろしく頼むと頭を下げられました。

そのコーチが

先日、命を全うされました。

幼なじみの親友の親父さんでもあり

彼も数年にわたる闘病生活を

共に闘い、最期を看取りました。

お別れはなんとも言えず辛いです。

周りの人は「順番やから」とか

色々と正しいことを言ってくれて

それはありがたいのですが、

ただつらいです。

しかし、

たとえもう会えなくても

その方への感謝の気持ちは失せることなく

僕の心の中に居続けてくれるでしょう。

いただいた言葉や生き様は

僕の宝物として胸に留め、

いただいたご恩は

次の世代に恩送りしていきます。

体育会の世界では

先輩からいただいたご恩は

後輩へと受け継ぐことを教わりました。

もちろん恩返しは大切で

それは誰もがわかっていると思いますが

恩送りをすることも

とても大切だと僕は思っています。

先輩から後輩へ、

上司から部下へ、

親から子へと恩送りしていくことを

もっともっと意識して生きていこうと

気づかせていただきました。

そして、

まだ命はありながらも

ご縁が途切れてしまう場合もあります。

理由は様々ありますが、

僕はその時その方と出会ったことには

必ず意味があると信じています。

ですから、

その方との出会いからも学びがあり、

出会いに感謝をし

次の世代へと恩送りをしていきます。

生前、そのコーチのお見舞いに行った時

「ワシはええから、

息子とずっと仲良くしてやってくれな」

と手を握って言ってくれました。

感謝は相手に求めるものじゃなくて

自発的に「ご恩」に変えて

次の世代へ贈るもの。

「ワシはええから。」

このひと言から

僕はそう学び取ったのですが

あなたはいかがでしょうか?

最後までお読みくださり

ありがとうございました!