「集団催眠」を効果的に利用する方法
こんにちは!
株式会社S.K.Y.中田です。
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さて。
先週末にお送りしたメルマガ
「日大アメフト部に思う「集団催眠」の怖さ」
皆様からの反響が大きくてビックリしました!
もしまだお読みでない方は
こちらからどうぞ(画像付き)↓↓↓
https://note.mu/nakata_sky/n/
内田監督がチームを強くするために
用いたマネジメント手法は
管理統制型のマネジメントで、
これまで日本のスポーツ界だけではなく
企業においてもある意味「一般的」でした。
僕の16年の選手生活においても
そのほとんどが管理統制型でした。
今日はその手法の是非を問うのではなく
「どうすればうまくいったのか?」
について考察します。
まず、人を動かすには
2つのアプローチがあります。
それは、
恐怖のアプローチと快楽のアプローチです。
恐怖のアプローチとは
「今これを買わないとあなたは損します」
「今しないとあなたの今後に影響します」
のように、お相手の未来に対して
マイナスの予言・負のイメージを与えて
契約などの行動を促すアプローチです。
一方、快楽のアプローチとは
「今これを買うことで
あなたはこんな得が手に入ります。」
「今これをすることで
あなたにこんな素敵な未来が訪れます」
のように、お相手の未来に対して
ワクワクするようなイメージを与え
行動を促すアプローチです。
日大アメフト部では
「試合に出たいなら相手QBを壊してこい!」
という指示が監督から直接ありました。
優秀な選手であった彼が最近干されていて
(干される=試合に出してもらえないこと)
精神的に焦り、追い詰められていたところに
絶対君主である監督からそんな指示が・・・
これは、
条件付き(相手の選手を壊す)プラス
恐怖(できなければ試合に出さない)という
部下からすると逃げ場のないやり方です。
一般論としては
言うことを聞く選手も悪いのでしょうが、
そこが「集団催眠」の怖いところです。
そして、その恐怖アプローチに対して、
一番の問題は
「コーチが皆イエスマンだった」
ことだと僕は分析します。
今回の件で言うと、監督からの指示の後
コーチが
「やらないとかはないからな!」と
選手に念押しまでしたという・・・
なぜコーチはそうしたのでしょう?
それは、
監督の言う事を聞かせないと
自分が怒られる、
と感じたからでしょう。
勘のいいあなたならもうお気づきでしょうが
こんなことは企業でも頻繁に起こっています。
上司からの理不尽な指示命令に対して
「上司が言ってるから仕方ない」
といってそのまま部下に下ろす管理職は、
実はこのコーチと同じ事をしているのです。
あなたは大丈夫ですか?
だから管理職やリーダーは
上の理不尽に対してきちんと議論をし、
それでも飲み込まなければいけない時は
グッと飲み込んで、
そのあと自分の言葉に変換して
部下に伝えなければいけないのです。
話を戻します(笑)
今回の日大アメフト部に起こった集団催眠は
どこででも起こり得ることだと書きました。
ということは・・・
それを逆に活用すれば良いのです!
リーダーが恐怖のアプローチではなく
「このリーダーの下で働きたい!」
「このリーダーを胴上げしたい!」
と思わせるような
快楽のアプローチをすれば良いのです。
その中で今日はひとつだけ、
あなたが今すぐできるやり方をお教えします。
それは、
「~~するな!」を「※※しようぜ!」
に言葉を変換する、それだけです。
マイナスイメージの言葉+否定という型から、
プラスイメージの言葉+肯定への変換です。
例えば
「廊下を走るな!」→「廊下は歩こう!」
「あきらめるな!」→「粘ろうぜ!」
「ご飯を残すな!」→「全部食べよう!」
わかりますか?
「プラスイメージの言葉+肯定」の利点は
脳科学のスクールでも教わりました。
SBTプレミアムスクールという
西田一見先生とナニメンさんの
強烈なビジネススクールです!
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すみません、また脱線してしまいました(汗)
もし僕が日大アメフト部のコーチだったなら
まずは、選手たち全員にこう言います。
「俺たちの本番は冬の甲子園ボウルだ。
その時にはきっと関学が相手になるだろう。
だから今日のゲームは、関学に
「日大は強い!」「相当手強いぞ!」
という強烈なイメージを残そう!
プレーだけじゃなく、表情も気迫も
全てを前面に出して、思い切りぶつかろう!」
そして、監督から指示された例の選手には
個別に呼び、こう言います。
「ターゲットは相手のQBただ一人。
監督の言ってた壊してこい、は
ケガをさせろという意味じゃないからな。
お前のことを忘れられないぐらい、
お前には敵わないと思わせるぐらいの
存在感をプレーで見せつけてこい!
お前にはその力が眠ってる。
その力を目覚めさせてやるのはお前やで。
全部出し切って笑顔で戻ってこいよ」
もしあなたの組織が恐怖のアプローチで
みんなが苦しんでいるのであれば、
まずはあなたの部下・あなたのチームを
快楽のアプローチに舵を切ってみてください。
そのあなたの姿やあなたのチームを見て、
実際に上司が変わっていきますよ。
これもいくつか実話がありますが、
長くなるので、またの機会にします(笑)
今日は、共感マネジメントの中の一つを
ご紹介しました。
このような実話に基づく「現場での話」と
そこから得る「リーダーのあり方」について
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