2019年3月8日

共感力の誤解 

おはようございます。

株式会社S.K.Y.の中田です。

いよいよ来週に迫ったイベントが2本

ございますので、

今日はまずお知らせから。

【日本営業大学説明会】

今回も予想以上にたくさんの方が

お越しくださるので、

急遽お部屋を変更しました!

(場所は同じです)

3月14日(木) 19時~@大阪・堂島

3月15日(金) 19時~@東京・品川

オープンでの説明会はこれで最後です。

どうしても都合がつかないが興味のある方は

動画配信をいたしますので

以下のURLより登録くださいね。

お申し込みはこちら↓↓↓
https://88auto.biz/nakata-sky/touroku/entryform9.htm

【小川泰史さんとのトークショー】

3月17日(日)14時より、

梅田蔦屋書店さんでトークショーを

開催いたします。

お相手はクローバー出版創業者で

ファウンダー会長の小川泰史さん!

共感力・人財育成・子育てから

ファン作り、キーパーソンの見極め方、

運の掴み方など

完全アドリブスタイルでお届けします(笑)

まだお席に余裕がございますので、

お友達やパートナーと一緒に素敵な空間で

僕たちのウラ話を聴いてくださいね!

お申し込みはこちらの梅田蔦屋書店さんの

イベントページからお願いします↓↓↓

http://real.tsite.jp/umeda/event/2019/02/post-701.html

さて・・・

最近特に「共感力」という言葉が

一般的になってきたように感じています。

出版を志した2年前なんて

ある著名な作家さんに

「そんなフワフワした言葉、

伝わらないからやめなさい」

と一蹴されたんですが(笑)

しかし、

共感という言葉が一般的になるにつれ

「中田さんは共感力があるから

なんでもOKしてるんでしょ?」とか

「ウチは業績が厳しいから共感力なんて

甘いこと言ってられないんです!」とか

色々と誤解されることも増えてきました。

僕は難しいことを簡単に伝えるプロなので

本音を言えば書きたくないのですが、

共感力について分かってもらうために

今日はちょっと難しいことを書きますね。

「共感」という言葉はとても広い意味で

使われていますので、

専門家によって分類方法が違うのですが

僕がカリキュラムを監修してもらっている

某大学教授と一致した見解としては、

「感情面からの共感」

「理解面からの共感」

の2つの側面があると考えています。

感情面からの共感とは

誰か他の人が感じていることを

自分の感覚として感じること。

つまり、他者の感情を汲み取る力です。

幸せそうな家族写真などを見て

微笑ましい気持ちになるとか、

プロ野球のゲームで

打者がデッドボールを受けたのを観て

痛そう・・・と思ったりとかが

感情面からの共感です。

一方、理解面からの共感とは

相手の立場から見える状況を

推測して分析すること、

つまり、相手の視点を理解する力です。

目の前の人に対してイラッとした時に

相手の視点で考えてみたらどうなるか、

一所懸命に仕事をしている部下を見て

(何か自分に対して

分かってもらおうとしているのでは?)

と推測することなどがこれに当たります。

そして、これは著書にも書きましたが

「共感=わかるわかる」みたいな

甘っちょろいものではありません。

特に人の育成に関わっているリーダーは

それではダメです。

チームの雰囲気や感情に追従したり

メンバー全員に気に入られようとするのは

決してリーダーの役割ではありません。

共感力のあるリーダーは

部下やお子さんの気持ちを汲み取り

彼らの視点からも考慮した上で、

チームの勝利のために

「聡明な判断を下すこと」

を求められるのです。

そして、そのようなリーダーの共感力は

部下やお子さんの成果や成長に

非常に大きな影響を及ぼすのです。

もちろん、リーダーとして

部下の苦しみや喜びなどの感情に対して

一緒になって苦しみ喜んで共有するのは

必須ですが、

感情面からの共感だけではなく

理解面からの共感もわかった上で

部下やお子さんは

「気づいてもらえた」

「ちゃんと見てくれている」

という安心感を得ることができるのです。

これまで東京と大阪でそれぞれ2期開催し

40名弱の方々と一緒に学んできた

「ELC=共感リーダーズクラブ」ですが、

この春からは内容をバージョンアップして

第3期を開催いたします!

今のところ、

4月に1DAYセミナーをして、

本講義は5~6月を想定しています。

詳しくは3月20日頃のブログで

ご案内差し上げますので

少しお待ちくださいね。

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

冒頭に書いた

来週の2つのイベント、

ぜひご協力くださいませ。

よろしくお願いします!